約 4,287,325 件
https://w.atwiki.jp/pokemonmulti/pages/29.html
通信対戦におけるマルチバトル 4人が集まり、その中でペアを作り相手ペアと戦う 場にはそれぞれのポケモンが1匹ずつ並ぶ バトル形式はダブルバトルに近い。 ソードシールドにおけるマルチバトル ノーマルルールとバトルタワールールの2種類が存在する 共通点 対戦時間 20分 持ち時間 なし 行動選択時間 60秒 選出時間 90秒 相違点 ノーマルルール ポケモンと持ち物の被り可 すべてのポケモンのLvがLv50になる ポケモンを3体まで選べる(3体以下でも試合ができる) 選出が間に合わなかった場合、一番上のポケモン1匹だけが選出されバトルが始まる バトルタワールール ポケモンと持ち物の被り不可 Lv50未満のポケモンはそのままのLvになり、Lv51以上のポケモンはLv50に統一される ポケモンは必ず3体選出しなければならない 選出が間に合わなかった場合、上から順番に3匹が選出されバトルが始まる 注意事項 使用可能ポケモンやダイマックスが使用可能かどうかなどは対戦前に決められてる場合が多く、事前に確認をすると良い。 それぞれがポケモンを使うので自分のポケモンが全てやられると味方のポケモンが残っていても自分が使うことはできない(2 1対面) それぞれが6匹を用意するので隣とポケモンや持ち物が被っても問題ない。 ダイマックスはどちらか一方しか使えず、交互にダイマックスの権利が移る。最初はペア選択画面の左側の人である(画像参照)。 バトルタワールールの場合実質フルバトルであるが、バトル時間が20分しかないので意図しなくとも対戦時間切れによる判定勝負になってしまうことがある。 ダブルバトルで強力な技、サイドチェンジは不発に終わってしまう。理由はいろいろ考えられるが明確な理由はわかっていない。 ページ新規作成
https://w.atwiki.jp/skymemo/pages/15.html
マルチキャストアドレス 224.0.0.0~224.0.0.255 リンクローカルアドレス 224.0.1.0~238.255.255.255 グローバルスコープアドレス 239.0.0.0~239.255.255.255 限定スコープアドレス 232.0.0.0~232.255.255.255 PIMの拡張機能SSM用 233.0.0.0~233.255.255.255 GLOPアドレス ASが自由に使える 224.0.0.1 サブネット上のすべてのマルチキャスト対応ホスト 224.0.0.2 サブネット上のすべてのマルチキャスト対応ルータ 224.0.0.5 OSPF 全ルータ 224.0.0.6 OSPF DR/BDRルータ 224.0.0.10 EIGRPルータ MACアドレス(IPv4) 「01-00-5e」で始まる 25bit目は「0」 残り23bitにマルチキャストアドレスの下位23bitをコピーする。 MACアドレス(IPv6) 「33-33」で始まる 残り32bitにマルチキャストアドレスの下位32bitをコピーする。 IGMP IGMPv1 グループメンバシップレポート IGMPv2 クエリア選出アルゴリズム IGMPv2 グループ指定クエリ IGMPv2 グループ脱退メッセージ IGMPv2 クエリ間隔の応答時間 IGMPv3 送信元に対するグループ参加要求 コマンド 基本設定 (config)# ip multicast-routing (config-if)# ip pim sparse-dense-mode RPの手動設定 (config-if)# ip pim rp-address ipaddress [ accesslist-no ] accesslist-no 参加するマルチキャストアドレスを定義するアクセスリスト AutoRPの設定(RP候補) (config)# ip pim send-rp-announce interface scope ttl group-list accesslist-no AutoRPの設定(マッピングエージェント) (config)# ip pimg send-rp-discovery [ interface ] scope ttl I/Fを特定のマルチキャストグループに所属させる (config-if)# ip igmp join-group [ group-address ]
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/874.html
マルチキャストは、一つの魔法が発動中に、別の魔法を発動させること。(*1) 通常は、一つの魔法の発動が完了してから(事象の改変が完了してから)次の魔法の起動式を読み込む。 これに対して、前の魔法が発動を完了していない段階で次の魔法の発動プロセスに入るのがマルチ・キャストであり、前の魔法に関して干渉力を行使しながら次の魔法式の構築を行うというプロセスの重複が起こる。 複数の魔法を全く同時に発動する技術は「パラレル・キャスト」と呼ばれ、マルチ・キャストより更に高度な魔法技術とされている。 関連 パラレル・キャスト 魔法技能師開発第三研究所 - 単独で様々な状況に対応できる魔法師の開発を目的としてマルチキャストの研究を推進した 登場巻数 3巻、4巻、9巻 コメント 用語 魔法
https://w.atwiki.jp/saitamaoff/pages/15.html
各種コマンド [HELP 登録されている特殊コマンドの一覧を表示することができます。 [CL 倒した敵のルート品を拾うコマンドです。 [GR 自分の周りの倒れている敵から一括でルート品を拾うコマンドです。 [A いびきをかいてその場で寝ます。そして休んでいる間、その時間が頭の上に表示されます。 [C これでチャットができるのですが、オフラインで遊ぶかぎりは使い道がありません。 [BS 自分自身に包帯を巻く。 [E 様々な感情表現を選択メニューから選び自キャラに表現させることができます。 [LV プレイヤーの次回レベルアップ経験値を確認することができます。 [RENAMEPET ペットに名前を付ける。 例) [RENAMEPET POCHI [MYSTATS 各種ステータスを確認できます。 [MYHOUSES 自分の持ち家に飛んで戻ることができます。 ドルイド魔法(実用的な魔法のみ抜粋。詳しくはGOGOGOの実験室にて) [d1 ShieldofEarth 黄色い炎壁を召喚。自分やペットが触れるとハイド、mobは寝るので足止めに有効 [d2 HollowReed STRとDEXを一時的に上げる [d8 VolcanicEruption 自分もダメージを受けるが、広範囲にダメージを与える [d11 EnchantedGrove HPとマナを大幅に回復させる樹木の輪を召喚。回復はこれがメイン d15 RestorativeSoil 幽霊状態で乗ると蘇生できる泥を召喚。派閥上げに有効 [d16 Firefly 火ゴキを召喚、乗れる溶かせると一石二鳥で便利 ※省略コマンドのみ掲載
https://w.atwiki.jp/okiu/pages/29.html
マルチアタック マルチ商法に陥った学生が他の学生を巻き込むときに使う技である。 これは学生生活を終わらせてしまうほど、強力な技であるため回避が優先される。 ちなみに陥った学生をマルチ君と呼んだりする。
https://w.atwiki.jp/sevenlives/pages/397.html
マルチポスト 読み:まるちぽすと 英語:multiple posting 別名: 意味: マルチポストとは同じ文章を複数に掲示板やニュースグループに投稿すること。 読む方が同じ記事をなんども目撃してしまうのとリソースの無駄遣いから嫌われる傾向にある。 2007年05月29日
https://w.atwiki.jp/saitamaoff/pages/14.html
ドルイド魔法 コマンド スペル名 効果 必要スキル値 消費マナ [D1 Firefly 騎乗することのできる 巨大な蛍 を召喚し周りを照らします。 1 10 [D2 HollowReed 「Strength」と」「Intelligence」を一時的に増幅します。 30 30 [D3 PackofBeasts 数体の動物を召喚。 40 45 [D4 SpringofLife 術者とパーティーの体力を回復させます。 40 40 [D5 GraspingRoots 植物の根を召喚し足にからませ動作を封じます。 65 50 [D6 BlendwithForest 姿を隠します。 75 60 [D7 SwarmofInsects たくさんの蜂を召還します。 60 45 [D8 VolcanicEruption 周辺にダメージを与えます。ただし、術者もダメージを受けます。 98 85 [D9 Treefellow 森の精霊を召喚します。 80 50 [D10 StoneCircle 石のサークルを出し、ターゲットを足止めします。 60 45 [D11 EnchantedGrove 術者とパーティーの体力を大幅に回復させる樹木の輪を出します。 75 60 [D12 LureStone 魅惑の石を出し、石に魅了された者を張り付かせます。 25 30 [D13 NaturesPassage ルーンに書き込んだ場所に飛んでいくことができます。 25 10 [D14 MushroomGateway ルーンに書き込んだ場所へ移動できるキノコのゲートを開きます。 70 40 [D15 RestorativeSoil 生命の活力があふれ出る泥を生成しその上に乗ると死者が蘇ります。 85 55 [D16 ShieldofEarth 非常に成長の早い生垣を呼び出し、術者へと近寄る敵を阻みます。 60 45 Firefly 炉代わりに使える。 採掘の際非常に便利。 EnchantedGrove 一定時間持続してライフとマナが回復する。 ソロ必須のさいたまオフラインではある意味ボス沸きでの生命線。 自分の足元に発動させると視界が遮られるので、弓を使う時などは注意。 (離れるとライフ回復率が下がる?) VolcanicEruption 非常に広範囲の攻撃魔法。 自分自身を着弾点にすると、ほぼ画面上全ての敵にダメージを与える。 ボス沸きの序盤の段階で非常に便利。 ただし、消費マナが多いのでEnchantedGroveを維持しつつ使うと連打できる。 この魔法のスキル値は、何が基準なのでしょうか? -- 名無しさん (2012-02-29 05 53 16) アニマルロアが基準となり成功率が変化します。威力に関係する2次スキルが調教と牧羊になっています。 -- GOGOGO (2012-03-03 22 41 26) GOGOGO さん、レスありがとうございます。 -- 名無しさん (2012-03-04 15 20 53) EnchantedGroveを唱えると なにか sacred stone とかいうのが真ん中にできて邪魔臭い。あれは仕様ですか? -- 名無しさん (2013-07-12 15 03 26) ドルイド魔法はガード圏内では使用出来ない。Fireflyを採掘で使いたい人はガード圏外のポイントを探す必要がある。 -- 名無しさん (2019-01-19 02 59 06) VolcanicEruptionもレベルで範囲広がればいいのにな -- 名無しさん (2021-02-20 11 33 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kokorogaoffline/pages/36.html
基本戦術 +はじめに はじめに このページは『心がオフライン』というクランにおける、基本的な戦術を考えていくページになります。 編集・追記する際は、他のクラン員と相談の上、編集・追記を行って下さい。 なお、補足的な意味合いで編集・追記を行うことは一向に構いません。 むしろ、積極的に編集・追記をお願いしたいと思います。 コメント欄にも意見があれば書き込みをお願い致します。 クラン戦が実装され、チームとしての課題点が見えてきました。 現在の課題点として、以下が挙げられると思います。 ■意思疎通がうまくいっていない ■チームとしての個人の役割が明確に決まっていない このクランはVC(Skype)の使用を考えていません。 よって、VCを使っているクランに対して、非常に大きなアドバンテージをとられている状態にあります。 現状の打開策としては、ラジオメッセージを活用するという方法で対処しようと考えています。 野良でよく目にするのが、「攻める際に援護がなかった」「守備の増援を要請したのに、誰も来てくれなかった」という言葉です。 「攻める際に援護がなかった」ではなく、「自身が援護をしてもらえる状態に持っていけてなかった」 「守備の増援を要請したのに、誰も来てくれなかった」ではなく、「どこを抑えるべきか、的確に指示できていなかった」 と考えていきましょう。 そうすれば、自然と、どの様な指示を出して行動すべきかが見えてくると思います。 ただ、闇雲にゲームをするだけでなく、お互いに協力しながら戦うことがクラン戦の醍醐味だと思いますので、 皆さんで一緒に考えながら、切磋琢磨しながらクラン戦を楽しみましょう。 このページ以下では『ラジオメッセージ』のことを『RM』と省略することにします。『RM(V1)』は『ラジオメッセージの報告(V)の1番=了解!』を指します。 チーム内の戦術 RM一覧 突撃するときの合図 ステージによる戦略 ステージ詳細PMMRT@MAP Research Wiki 爆破ロボット工場 ピラミッド スチール銭湯 魔法図書館 コメント欄 みんなで一緒に頑張りましょう。 - ひとのじ 2009-03-02 04 24 37 ピラミッド更新しました。 - ひとのじ 2009-03-14 01 19 38 名前 全てを表示する 更新日時 2009年03月12日
https://w.atwiki.jp/ryupa/pages/14.html
*
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9268.html
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン 【どらごんくえすとてん めざめしいつつのしゅぞく オフライン】 ジャンル RPG 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション5プレイステーション4Windows(Steam) 発売元 スクウェア・エニックス 開発元 B.B.スタジオ 発売日 2022年9月15日 定価 通常版 8,580円デラックス版 12,980円超デラックス版 15,730円(すべて税込み) 超大型拡張DLC 眠れる勇者 2023年5月26日 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 完全1人用RPGになった『DQX』所々から滲み出るオンラインへの導線と名残オンライン無料体験版で本作の物語はほぼ全て体験可能 ドラゴンクエストシリーズ 概要 特徴、オンライン版からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 DLCで改善された問題点 総評 余談 概要 ドラゴンクエストシリーズ第10作目であるMMORPG『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(以下オンライン版)を1人用RPGに調整した作品。 タイトルの通り、1stパッケージの『目覚めし五つの種族』のストーリーが収録されている。 2023年5月26日には超大型拡張DLCとして2ndパッケージ『眠れる勇者と導きの盟友』が配信。デラックス版には2ndパッケージのダウンロードコードが同封されている。 特徴、オンライン版からの変更点 ストーリーやキャラクター、マップなどはオンライン版のものを使用しつつ、オフライン化にあたって様々な調整がされている。 演出面 キャラクターがリアル頭身で描写されていたオンライン版と異なり、本作のキャラクターは3頭身ほどにデフォルメされている。雰囲気としては『IX』や3DS版『VII』、3DS版『XI』に近い。 オンライン版ではVer.5から導入されたキャラクターボイスが最初から収録されており、イベントシーンやバトル時には声を発してくれる。『ライバルズ』など他作品で先行してCVの付いたキャラクターはキャストが続投しているほか、本作で初めて声の付いたNPCも多い。 主人公も『XI S』のように掛け声程度にはボイスが付いていて、キャラメイク時にCVを選択可能。 パーティメンバー オンライン版では他のプレイヤーや、酒場で雇えるサポート仲間とパーティを組むことで冒険できたが、本作では代わりにオンライン版で登場したNPCが仲間になる。 オーガ代表としてマイユ、ウェディ代表としてヒューザ、エルフ代表としてフウラ、ドワーフ代表としてダストン、プクリポ代表としてラグアスが各ストーリーでゲストとして同行し、その後正式に加入する。Ver.2ではアンルシアが加入する。 パーティメンバーの成長は『XI』から輸入されたスキルパネルシステムによって行う。 『XI』にはなかったシステムとして「スキルアップパネル」が登場。スキルパネルの空欄にはめ込むことで隣接するスキルがレベルアップする(*1)。レアリティの高いスキルアップパネルをはめ込むことでレベルの上昇量がより大きくなる。 スキルアップパネルは自由に付け外しが可能だが、入手できる数には限りがある。よって全てのスキルを満遍なく強化することは不可能。 仲間キャラの装備は武器と盾以外は見た目には反映されないが、装備とは別枠の専用の衣装を着せることで見た目を変更することができる。 その他にも多くのキャラクターがNPC戦闘員として一時的にゲスト加入する。 主人公のみオンライン版同様に転職が可能。Ver.1で使えた12種の職業のほか、オンライン版ではVer.3以降に導入された踊り子と遊び人にも転職できる。 主人公は14種の武器スキル+格闘、盾スキルの16種のスキルパネルを持つ。各スキルパネルは完全に独立しているが、スキル及びスキルポイントは全職業で共通であり、戦士で獲得したスキルポイントを僧侶のスキルに振ることもできるし、戦士で覚えた片手剣の特技はバトルマスターでも使える(『IX』のシステムに近い)。 「ゆうかん」や「しんこう心」といった職業スキルで覚える特技やパッシブは、各職業のレベルを上げるだけで獲得できる。オンライン版同様、全職で有効なものと対応する職業だけで有効なものが存在する。 習得技はオンラインそのままという訳ではなく、Ver.2以降のマップで使用可能となる特技や呪文もVer.1の範囲内で使用できる。 オリジナルストーリー オンライン版では破邪舟師フルッカの姪という役割しか持っていなかったキャラクターのフィーフィであるが、本作で追加されたストーリーでは重要な役割を担うこととなる。 過去の世界では仲間キャラクターを連れていけない代わりに、幼少期の巫女ヒメアとガミルゴの娘のガルミィ(*2)がゲストキャラとして加入し、エルジュと彼女たちとの交流が描かれる。 アイテム作成 オンライン版での職人システムはすべて『XI』の「ふしぎな鍛冶」に統合されている。 どこでも使用可能、足りない素材をその場で買えるなどの便利システムは『XI S』準拠となっている。 『XI』との違いとしては各装備品に「鍛冶レベル」が設定されており、主人公の職業の最高レベルが鍛冶レベルに達していないと作成・うちなおしができない。オンライン版での装備レベルが形を変えて採用されたとも言える。また、店で購入したり宝箱から入手した装備品でも対応するレシピを所持していないとうちなおしができない。 装備品以外のアイテムは「れんきんがま」で作成する。『IX』及び3DS版『VIII』のように待ち時間なしでその場で完成する。 ただし、上記2作品と違いレシピを所持していないものは作成できないほか、ふしぎな鍛冶のように足りない素材をその場で買うことはできない。 戦闘 オンライン版の戦闘中にフィールドを移動し敵に干渉するいわゆる「相撲」システムは廃止され、ターン制コマンドバトルとなっている。 PS4版『XI』及び『XI S』3Dモードとほぼ同じシステムで、行動順が回ってきたキャラクターに直前でコマンドを入力し決定する。 新機能として「ここだけおまかせ」機能が搭載されており、「めいれいさせろ」時でもボタン1つでその行動の間だけAI操作に切り替えることができる。 テンションシステムはオンライン版とも過去作とも異なる本作独自のシステムとなっている。 「ためる」等の特技のほか戦闘に突入する、敵にとどめを刺す、ダメージを受けることでひっさつゲージが溜まっていき、これを消費することで必殺技を発動できる。 ゲージを100まで溜めるとスーパーハイテンション状態となり、消費テンション100以外の必殺技を消費なしで使用することができるようになる。スーパーハイテンションは消費100の必殺技を使用するか一定回数行動する、いてつくはどう等の技を受けることで解除されてしまう。 依頼書クエスト モンスターを倒すとたまに討伐依頼書をドロップするが、その依頼は自分ではなくフレンドを派遣することで受けることになる。 酒場に自分を登録すると「フレンドのじゅもん」を発行してもらえる。それを他プレイヤーが入力するとフレンドとして登録が可能。多くのゲームのフレンド機能と違って相互に認証をする必要はなく、ネット上の掲示板などに貼られたじゅもんをそのまま入力するだけでいいし、それ以降の交流は発生しない。 また、じゅもんを発行する際に自分が見つけた依頼書を1つ持たせることができ、フレンド登録した相手はそれを受け取ることができる。『IX』の宝の地図をすれちがい通信で交換する機能を簡略化して復活させたとも言えるかもしれない。 変更されたアイテム、施設 ルーラストーンは1つのみだが複数の場所が登録でき、上書きもされない。エテーネルキューブやアビスジュエルのようなVer.4以降の移動アイテムの仕様に近い。 街、キャンプ地を訪れたときは自動で登録され、フィールド上ではいざないの石碑を調べることで場所が登録される。 釣り道具は回数制限がなく、無限に使用が可能。 ドルボードは燃料が必要なくなり、使い放題になった。 腕防具は体上防具に、足防具は体下防具に統合された。 アクセサリー装備枠は2つだけに減ったが、同じ分類のアクセサリーを2つ装備することもできる。 各職業の証はアクセサリーではなく、だいじなもの扱いになっている。 サポート仲間を紹介する紹介人は、上記のフレンドを登録する役割に変更された。 預かり所は廃止されゴールド銀行のみになった。 旅人バザーはランダムなアイテムを販売する施設となった。品ぞろえはプレイ時間1時間ごと、ゲーム内で朝を迎えるたびに更新される。 各種ギルド、モンスター酒場はVer.1現在特に意味のない施設となっている。当然ながらオンライン版で実装されていない職人ギルドには(職人ではなくお宝の写真として実装された採掘ギルド含め)入ることはできない。住宅村への入り口はあるが入ることはできない。 しばりプレイ スキルパネル等と同様に『XI』からの輸入要素。 『XI』および『XI S』にあった、「防具を装備できない」「楽な戦いは経験値なし」「主人公がやられたら全滅」「すべての敵が強くなる」「逃げられない」に加え、「消費MPがすべて2倍」「必殺技はテンション100消費」「使う道具の持てる数を制限」の3項目が追加された。 オンライン版への引継ぎ エンディングを迎えたあとに教会で聞ける「ふっかつのじゅもん」と、本作を新品で購入した際についてくる引継ぎコードをオンライン版に入力することで、オフライン版で使用できた14種の職業が最初からレベル70の状態でスタートできる。 対応する職業クエストや、ダーマ神殿出張所や預り所のなどの便利施設の利用のためのクエストなどは最初からクリア済みとなっている。 無料体験版でも引継ぎが可能。この場合、本来は転職できない踊り子と遊び人にも最初からレベル70で転職ができる。 ただしクリアしたオフライン版と同じ機種でしか引継ぎはできない(PS4/PS5版オフラインはPS4版オンラインに、Steam版オフラインはWindows版オンラインに引き継げる)。 評価点 『DQX』のストーリーを1人で遊べること オンライン版は無料体験版の登場などでハードルは大幅に下がったとはいえ、やはりMMORPGというだけで敬遠されナンバリングタイトルの中で『X』のみ未プレイというプレイヤーは一定数存在した。本作はそうしたプレイヤーへの窓口となり、さらにはオンライン版への導線となってくれる。 1人向けになって追加された要素 Ver1,2範囲にボイスがついた他、仲間の追加を中心にオフライン版ならではの要素も多い。 仲間会話も長いものはそこまでないもののしっかりあり、イベント中の発言などは少ないが終盤やVer2範囲ではそれなりに喋ってくれる。 特に独特な価値観を持つダストンの会話は倒したボスを(間接的に)こき下ろしたり、逆にシナリオによってはニクい会話もあったりとなかなか面白い。 快適になった要素 オンライン版ではマップの広さのわりに移動速度が遅く、ルーラストーンの制限もあって移動だけで相当な時間がかかったが、本作ではルーラストーンの仕様変更およびダッシュ機能の追加、ドルボードが使い放題な上乗ったままダッシュも可能と、とても快適となっている。 『XI』では『XI S』で追加された戦闘中の倍速機能も最初から実装済み。 敵の報酬や経験値テーブルも1人用RPGに合わせて見直されており、オンライン版のように長時間の稼ぎもなく簡単にレベルが上がりゴールドが貯まるようになった。 オンライン版ではギャンブル性の強かったアクセサリー合成だが、本作では付与する効果を自分で選べるようになった。 スキルリセットは最初から解禁されている。1つのスキルを振りなおすのに3000G必要だったオンライン版と異なり、パネル1枚につき20Gと格安になっている。 戦闘システム・バランスの調整 仲間はいくつかの職業を掛け合わせたような性能であり、いずれも個性豊かで差別化ができている。加入時期も含めてしっかり調整されており、どの仲間も終盤まで活躍できる性能。それ以外もいわゆるNPC戦闘員も豊富に用意されており、オンライン版で主人公に任せっきりという印象が緩和されている。 オフライン範囲はオンライン版では通過点でありインフレもあって苦労なく戦闘が突破できてしまう部分であるため、単にストーリーを追うだけでなくしっかり戦闘を楽しめるのはゲームとして重要な点だろう。 リアルタイム式からターン式にシステムが変化した都合で戦闘システムも変化しており、特にテンションシステムやCT技(再発動に一定のクールタイムが必要な技)に関しては前述のように必殺技に関係するシステムとして再編されている。 スキルパネルの取り方やスキルアップパネルによる強化などでビルドの幅も広く育成を楽しみやすい。 また、ヒューザはオンライン版Ver.3でNPC戦闘員として共闘した時と同じ技を覚えるというファンサービス要素も。 その分主人公は転職を繰り返しステータス補正を手に入れていかないと仲間の劣化版のような性能になってしまうが、転職により足りない所を補えるという強みがある。 オンライン版のように序盤のマップでも道を外れると強力なモンスターがおり、フィールドの戦闘も緊張感がある。 賛否両論点 グラフィック タイトル発表時点から現在に至るまで、デフォルメされたグラフィックは賛否が分かれている。 同じく低頭身グラフィックリメイクの『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(*3)が共に発売を控えていて、相乗あるいは比較されてしまったことも無関係ではないだろう。(結果としてこちらの発売は大幅に延期されたが。) キャラのモデリング 概要において「キャラのモデリングは3DS版『VII』や『XI』に近い3頭身」と書いたが、本作のキャラクターモデリングは厳密にいえば2.5頭身程度の比率となっている(オーガなどの元から身長が高いキャラについてはこの限りではないが)ため全体的に頭が大きくて手足が短いので全体的に体形のメリハリがあまりない。実際、『VII』の3Dモデリングは頭身こそ低いものの、頭身自体は3.5~4頭身程度の比率なので、造形自体は公式イラストに比較的忠実に再現できている。本作のモデリングと比べれば違いは一目でわかるだろう。 結果として、おしゃれ装備の魅力が減ってしまった他、戦闘中のモーションやイベント中のリアクションもちまちまとしてしまっている。 アストルティアは個性的な外見の種族の入り混じった世界であるが、本作では高身長のオーガも低身長のプクリポもあまり見た目の差がなくなってしまっており、キャラごとの個性が感じられ難くなっている。 オンライン版ムービー流用の弊害 イベントシーンではオンライン版でも使われたリアル頭身のムービーがたびたび挿入されるが、キャラメイク可能な主人公(及び兄弟姉妹)は映せない関係上、リアルグラフィックとデフォルメグラフィックが頻繁に入れ替わり一体感が削がれてしまう。 また、場面によっては動作がやや不自然になったりフレームレートが低下することがある。これは音声のなかったオンライン版ムービーの口パクを台詞の尺に合わせてリアルタイム処理しているためだと考えられる。 オンライン版は複数のプレイヤーが存在する都合上フィールドが広く、そのままのスケールで1人用RPGに落とし込んでも移動の手間を増やすだけなのは想像に難くなく、実際にそれに合わせての調整との発言がなされている。 ニンドリによるとオンライン版を本作に再構成するように工夫した結果が遊びやすさを重点に置き、従来のドラクエファンに親しみのあるデフォルメキャラを選んだという。ただし前述のように従来のものと比べてもさらに造形が変わってしまっているが… その一方でモンスターのグラフィックはそのままのため、プレイアブルキャラの小ささに対してモンスターがやたらと大きく見えるなど、違和感も生じている。フィールドと戦闘時では縮尺が倍近く変わるモンスターも存在する。 自由度の低下 オンライン版では出身村の事件を解決したあとは一人前の証と大陸間鉄道パスをもらえて、以降は自由な順番でキーエンブレムを集めることができた。(もちろん難易度的には推奨される攻略ルートが存在するのだが。)そして全10個のキーエンブレムのうち6つ以上を集めるとイベントが起こりラスボスに挑める。 一方本作では大陸間鉄道パスの入手タイミングが出身大陸の小国のキーエンブレムと同時となっているため、最初のキーエンブレムの入手が固定となっている(勿論選んだ種族によって訪れる町が異なるが)。その後は他の大陸の小国のキーエンブレム4つを集め、その後に過去の世界へ訪れる展開へとなる。そして残る大国のキーエンブレムを5つ集めることでようやくラスボスに挑めるようになっている。という風にストーリーの流れがある程度固定されており、全て集めなくても良いようになっていたオンライン版と違って自由度が下がったという風に捉えられなくもない。先に大国に行ったとしても城前で門前払いを食らってしまう。 とはいえ4つの小国と5つの大国を巡る順番は順不同であり、自由度が少ないというわけではない。 仲間キャラの加入タイミングが各メインストーリーのクリアと同時であるため、オンライン版と同じ仕様にしてしまうと仲間の数が少ない状態でラスボスに挑むという状態が発生する可能性も存在する。また全ての国を訪れてそこで発生する問題を解決してからラスボス戦と言う流れになっているため、オンライン版と比べると納まりが良い展開になっている。 最初に転生した種族によっては主人公一人でボスに挑まなければならない区間もあるが、小国のボスは仲間の数と集めたキーエンブレムの数によって強さが変動する。適宜NPC戦闘員も加わるためゲームバランス上は特に問題はない。 戦闘バランス システムは一新されているのだが、そこに関しての調整は甘い部分が見受けられる。 前述のように本作でのテンションは必殺技に関係しているのだが、必殺技を連発できるようになるスーパーハイテンションが非常に強力で、ただでさえ強力な必殺技を連発できるのにダメージに強烈な補正もかかるので火力がインフレしている。 DQ11の類似のゾーンシステムと違ってゲージ式で任意に溜めやすいので、レベルが低めでも戦闘前に数人がスーパーハイテンションになっていればボスを瞬殺できてしまう。仲間の加入タイミングの問題もあって特に前半のボスにはほとんど苦戦しないことが多い。 一方で後半になると状態異常を使う相手が増えるが防具の耐性は強化しても少なく、アクセサリーも複数集めて合成してやっと1つにつき1つの異常を無効に出来るだけなので装備での対処は難しい。特に行動不能になる転びや踊りに関しては十分な耐性をつけることが不可能である。 オンライン版のように錬金で耐性をつけられるわけでも11などのようにアクセサリーで複数の耐性を揃えられるわけでもないので、状態異常をしばらく防ぐ「キラキラポーン」を味方全員にかけておかないとかなり面倒。 またやたらと強力なボスもおり、後半ボスの「天魔クァバルナ」は補助行動をしてくる翼を先に倒すかターン経過で落ちると攻撃が非常に凶悪になる(その説明も特にない)のでそれこそスーパーハイテンションを用いてその前に瀕死にしておかないとかなり厳しくなる。もっともオンライン版でも発売当初の範囲でラスボスを超える最凶ボスと言われていたためしっかり再現できているとも言える。 Ver2でも傾向は同じな上、変身というキラキラポーンでも防御不能な状態異常を使うボスが登場する。特にストーリーボスの「ダークレアリズム」とクエストボスの「魔女グレイツェル」は 全員に回避不能でテンション含めたバフを解除する変身を仕掛けてくる ためレベルを上げてスーパーハイテンションで瞬殺するくらいしか対策がなく、使用頻度によっては変身で無防備になったところをお供と合わせてボコボコにされるので難易度的にも不快度的にも調整不足と言わざるを得ない。オンライン版ではバトルシステム上離れれば回避できて周りが解除することもできるのだが、こちらでは回避不能で入れ替えも封じられるためどうすることもできない。 逆にこちらも「ティンクルバトン」でアンルシアにテンションを回して自分も行動不能になる代わりに相手をしばらく行動不能にする「勇者の光」を連発することで単体出現ならラスボスだろうとほとんど行動させずに倒してしまえる。 問題点 カメラワーク 視点は左右方向には自由に動かせるが、上下方向は斜め上からの視点で固定となっている。さらに一人称視点やズーム機能などは存在しない。そのため森や王都カミハルムイなど木の多いエリアは非常に見づらくなっている。 つばの広い帽子を被ると斜め上からの視点では顔を隠してしまうため、ヴェリナードの魔法戦士団などはイベントシーンでカメラワークが切り替わらない限り顔が見えないという残念な事態に。 町に入った時に妙な角度の視点がデフォルトになっていることがある。特にメギストリスの都は正面が南西になる角度から開始するように固定されておりいちいち直すのが面倒。 イベントシーンにおいても、ほぼ斜め上からの見下ろし視点で固定となり、流れに応じてキャラをアップにしたりカメラを少しずつ動かしながら写すなどのアングルの変化にも乏しいため、イベントの臨場感がいまいち伝わり難くなっている。 仲間キャラの扱い オンライン版ではNPCだったキャラクターを後付けでパーティに加入させているため仕方ないのだが、ところどころ不自然な箇所がある。 流浪の一人旅をしているヒューザ、町で厄介者扱いされているダストンはともかく、フウラは新たな風乗りとなった直後、ラグアスは先王が亡くなり王位を継いだ直後にパーティに加入するため少し無責任に感じてしまう。マイユも一緒に旅をしている婚約者の元から離れて仲間に加わるのは不自然である。 NPCの反応も不自然で、カミハルムイではフウラの級友のキュウスケが、ドルワームではダストンの養女のチリがメインストーリーに登場するのだがこちらには特に言及しない。ストーリーの順番の都合上この2人は必ずパーティに加入しているにもかかわらずである。(NPC戦闘員としてゲスト加入するキュウスケは仲間会話ではフウラと少し絡むし、チリについても仲間会話での言及はあるが。) パーティメンバーではないがヒメアも過去の世界でゲストとして加わるのに、現代で主人公に会っても特に言及しない。 サイドクエストにもあまり仲間たちは関わってこない。特にランガーオ村のクエスト群「ランガーオ村の王者」ではマイユの故郷と父親に恨みを持つ男が復讐にやってくるのだが、彼女は何も言わないし村人も彼女に一切言及しない。 流石にアズランのクエスト群「人形たちのラグナロク」にはフウラが密接に関わってくるため、少しストーリーに手が加えられているが。 受注タイミングの都合上仲間入りしているかどうかでストーリーが変わってしまう都合もあるのだろうが、後述のように難易度はクリア後相当なのでクリア後コンテンツにしておけば無理なくくみこめただろうに… オンラインから継続された仕様 オンラインの仕様をそのまま持ってきたためにオフラインゲームとしては不便な箇所がいくつか見られている。 ゴールド銀行やちいさなメダル納品など、ほぼ全ての機能解放にクエストクリアが必要。これらはクエストに独自のストーリーがあるため残したものと思われる。唯一ダーマ出張所の開放クエストのみ削除されている。 レベル開放クエストはレベル制限を撤廃している一方で独自のクエストとして収録されている。 敵が武器や防具を落とさず、中盤以降の武器・防具屋に売られているアイテムは相変わらず弱い。これはオンラインでは装備品を作成してバザーで取引をする前提の設計であったため。オンラインVer.4で導入された白宝箱(ザコ敵が武器や防具を落とす機能)も実装されていない。 クエストの討伐対象は変わっていない。そのためにオンラインでバージョンアップ後に追加されたクエストは突然難易度が跳ね上がるものがある。序盤から受けられる「かばん工房の秘密」がその例。 ドラクエシリーズでは久々にアイテムの所持数に限度がある。オンラインよりも初期の持てる数は増えてはいるが、預かり所が無くなったためにアイテムのほとんどは捨てるか消費しなければならない。 また、職人ギルドやコロシアム、モンスター酒場など、オンライン版と同様に存在しているが、対応するコンテンツが実装されていないため行っても休業しているなどと言われるのみの施設が大量に存在する。クエストの目的地になる場合もあるので削除するわけにもいかなかったのだろうが、探索しても形だけの施設だらけでプレイヤーに違和感を与えてしまっている。 ストーリー関連 ストーリーが全て収録されていない。 Ver.3以降で追加されたストーリーはまだしも、Ver.1台のものすら一部抜けがある。以下はその一例。 Ver.1台のマップで遊べる細かいクエスト(写真クエストや便せんクエストなど)が一部歯抜け収録。 これらはオンラインのチュートリアルやオンライン要素に絡んでくるため未収録なのは仕方ない、便せん屋自体は街にある施設として残っているため、クエストのセリフ自体は残っている。 職人システムがふしぎな鍛冶に統合された弊害として職人絡みのクエストは全て無くなっており、職人独自のストーリーを見ることはできない。 長編ストーリー「神話編」「夢現編」やクリスマス等の季節限定クエストも未収録。 季節イベントに関してはその特性上収録は難しいのは想像に難くないが過去作のキャラクターが登場するため少々勿体ない。 「神話編」「夢現編」は過去作との繋がりが強いシナリオであり、最後に戦うボスはオンライン版ではナンバリングにおける裏ボスに相当する強敵であるため未収録を疑問に思う声が多い。また、過去作との繋がりを抜きにしても「夢現編」は主人公の転生先となった五種族の身体の持ち主ついて触れられるため、その辺りの完結が本作で終わらないのは消化不足である。 オフラインでありながらオフラインモード(*4)で遊ぶことができず、現行のオンライン版同様に回想のみとなっている。 またそもそもの問題点として、インターネット環境が整っていてシナリオを体験したいだけであるのなら Ver.2のラスボス戦直前部分まで遊べるオンラインの無料体験版が存在する。 PlayStation PlusやNintendo Switch Onlineへの加入は必要ない上に初心者救済要素も整っており、1人でも進めやすくなっているため、本作の存在意義を問う声も存在する。 ただし、オンライン体験版は旅人バザー利用不可、一人前の職人になれないなど制限が多く、実質的にシナリオを追うだけの、文字通りの”体験版”である。それに対し、本作は仲間キャラやボイスの追加などの追加要素、オンライン版では救済要素により苦戦せず終わってしまう戦闘バランスの調整などのメリットを加えた上で、1人RPGとしてゲームそのものを十分に楽しめるように調整されているため、決して無意味な存在というわけではない。 概要にある通りフィーフィが重要キャラとなっているが、それに伴いストーリーにもかなり強引な変更が加えられているため、端的に言えばフルッカの存在価値がなくなってしまったとも言える。一方ガルミィの方は「一人旅パートでの仲間キャラの補充」という面があった上にストーリーへの噛ませ方も無理がなかったために、こちらはかなり違和感が強い。 Ver2で同様にスポットがあたるミルトも無意味にアンルシアに突っかかってくるようなシーンが多く、やらかしもあって追加によるプラス要素が少ないどころかマイナスに感じやすい。 育成要素の弊害 主人公が使いにくい。 主人公にのみオンライン版と同様の転職システムになっているが、他の仲間が複数の職業の特性や特技・呪文を掛け合わせたものになっているため、1つの職業しか選択できない主人公が使いにくくなっている。 他にもいわゆる個別スキルラインが呪文と同じようにレベルアップでの獲得になっている上に獲得レベルも高めに設定されているため、スキルポイントで自由に個別スキルで強力なスキルやパッシブを早い段階で獲得できる仲間と比べると彼ら以上にレベルを上げる必要がある。 武器スキルも仲間たちは強力な特技を覚えるのに対して、主人公のそれはVer1範囲では覚える特技が物足りないものになっている。 他にも鍛冶レベルが「主人公の職業の中で一番高いもの」になるため、職業解放やパッシブの獲得のために転職を繰り返すプレイスタイルだと作れる装備が限られてしまう。もちろん回避方法はあるが… 一応ある程度のレベルの装備でもラスボス撃破まではできるようにはなっている…というか後述のようにほぼ確実に装備は低レベルのまま進行することになる。 独自の育成要素となっているために仲間と比べると使いにくい印象を受けるが、職業にもよるが複数の職業でパッシブスキルを獲得していれば相応の活躍はできる。ただしパッシブを取り切るのは終盤かクリア後以降というレベルになってしまうので、ver1までしか遊べずエンドコンテンツもない現状使い所がないというのも否めない。 オンライン版においてVer.2で追加されたまもの使いとどうぐ使いをはじめ、DLCでの職業追加が行われていない。特にまもの使いとどうぐ使いについては、関連商品のイラストやオンラインへの引き継ぎ要素の紹介画像で当初姿が確認できていた。 ただ、追加されなかった職業はそれぞれ仲間モンスターシステムがあるまもの使い・どうぐ使い、召喚システムがある天地雷鳴士・デスマスター・海賊、タロットを使ったデッキシステムがある占い師、独自ゲージを持ち本作のテンションシステムと被る要素があるデスマスター、魔剣士といずれもオフライン版に落とし込むのが難しかったと考えられる。 ただし、デラックス版(DLCのダウンロードコードが同梱されたセット)のパッケージ裏にはDLCでの新職業追加が明記されていた。表記詐欺を避けるためか後のDLCの事前情報番組では追加仲間キャラクターのアンルシアが「新職業『勇者』が仲間に!」という形で紹介されていたが、職業を持つのは主人公のみであり、他の仲間キャラクターに職業は存在しない。 装備の入手 本作において装備は基本的に「ふしぎな鍛冶」で手に入れるのだが、鍛冶レシピを手に入れても「鍛冶レベル」=主人公の最も高い職業レベルが足りないと作ることはできず、前述のように主人公を強くするために転職を繰り返しているとレベルが足りなくなってしまう。 更にレベルが足りても必要素材の入手手段も日替わりかつランダムの「旅人バザー」やあいことばを使っても入手手段として心許ない依頼書などに限られており、店売り以上の装備を作るのが特にストーリー中では非常に難しい。 結果ストーリー中では装備更新がまともに出来ず、ラスボス付近でも序中盤と同じ装備のままで戦うことがほとんど。せめて宝箱からレア素材が多く手に入っていたり、オンライン版でのオーブの入手手段だった強ボスが実装されていればまた違ったのだろうが… メインストーリー以外の戦闘難易度 メインストーリーにおいてはキーエンブレムの数による前半ボスの強さの変化など難易度がしっかりと調整されているのに対し、魔法の迷宮や外伝クエストはうってかわって不親切。 外伝クエストはその街のエンブレム取得後などかなり早い段階で受注できるようになるにもかかわらず、ボスは追加要素だったオンライン版の強さを引き継いでいる。基本的にクリア後基準の難易度なので、すぐに受注してしまうとボス戦ありのクエストで手も足も出ず全滅させられてしまう。 反面職業クエストもその上位職に転職可能になった直後など、同様に早い段階で受注できる。こちらは難易度も相応に調整されており、クリアで専用必殺技や強力なアイテムを入手できるのですぐにクリアするのがいいのだが、その説明が少なく、外伝クエストで懲りたプレイヤーはクリア後まで放置してしまうことも多い。 また魔法の迷宮のコインボスはエンドコンテンツであったオンライン版と違いかなり弱くなっており、ストーリー中にクリアして装備をゲットするのが有効。しかし導線がないためストーリー中の適正なレベルで戦うことはまずない。アトラスやバラモスなど過去作のボスと戦えるということでクリア後にやりこみのつもりで戦うと秒殺してしまい、拍子抜けする事になる。特にオンライン版のプレイヤーはまず騙されてしまうだろう。 その他 ロードが長い。マップの切り替えに5秒ほど要する。戦闘でも演出の派手な超必殺技だと数秒の読み込みが入る。 オンライン版ではシームレスだった場所も画面切り替えが発生するため、マップ切り替えのロード程ではないが煩わしい。 プレイを続けるほど長くなる模様。 発売後しばらく、一部セーブデータに影響を及ぼす・進行が不可能になる致命的なバグが複数存在した。 高レベル装備のレシピを売られている場所が機能していない後半の職人ギルドにある。マップ上には販売店を示すアイコンも表示されておらず、かなり分かりにくい。 一部の台詞がオンライン版から差し替えられている。オンライン版の方は未修正な上にその内容も「異性からモテる香水が動物からモテる香水に差し代わる」など、本当に修正する必要があるものなのか疑問符が浮かぶものも多い。 オンライン版とは異なり、各種族に転生してから最初に戦うボスが討伐モンスターリストに登録されない。 各種族の初期装備をマイコーデに設定出来ない。 マップ上で回復アイテムを使用する際、主人公がわざわざ専用のモーションをするせいでテンポが悪い。 DLC発売後にswitch版のパッケージ版のデラックス版(DLCのコード同梱版)の入力ができない不具合が発生したのだが、修正対応後、コードを入力するとVer1ダウンロード版も購入した扱いになって入手できるようになっていた。 DLCで改善された問題点 やりこみ要素 裏ボスが居ない 自由に戦える隠しボスが存在しないため、育成のし甲斐が無い。 各街の外伝クエストのボス、一部のコインボス等ある程度の強さのあるボスは居るが、それでも最大レベルのパーティでは苦戦しない相手である。 過去作では『IX』の歴代大魔王や3DS版『VIII』の追憶の回廊、『XI (S)』は失われし時の怨念といった最大レベルでも苦戦するようなボスや手数を記録する戦いが収録されているため、そういったボスを期待する声もあった。 オンライン版でもVer1の範囲の時点でストーリーボスの強化版である強ボスや上記の「神話編」のボスと言った報酬が貰える何度でも戦える強敵が存在したため、これらを実装してほしいという声も大きい。 DLCにてバトルファンタズムが実装されたため、やりこみ要素の薄さはある程度解消された。ただし、解禁までの条件がかなり面倒くさく、またそれ相応にかなり難易度は高く設定されている。また強ボスに関してもそこに登場する一部しか戦うことはできない。 宝箱から手に入るアイテムが素材や小銭だらけ。一部が「スキルアップパネル」に差し替えられたのみで、ほぼオンライン版と一緒のままで探索の肩透かし感が強い。これはオンラインのβテストでサブキャラを作って周回するマラソン行為を抑止するために行われた施策なのだが、その仕様が継続してしまっている。 Ver.2で実装された地域の宝箱には装備やレアアイテムが多くあり、探索のし甲斐が増した。 総評 本作を一言で言い表すと、シリーズの中でも特に革新的な作品である『X』を「オーソドックスなドラクエ」に調整した作品である。 「1人用のRPG」としてみれば、良くも悪くも「オーソドックスな普通のドラクエ」と言っていい内容であり、細かな仕様やグラフィックを始めとして甘い部分はあるものの、ストーリーを追いながら手軽に遊べるという点ではオンライン版未経験のシリーズファンからの評判はそれなりによい。 一方、オンライン版の経験者から見た場合、オンラインからオフラインへの落とし込みにあたって粗が多い点が目に付きやすく、オリジナル版との落差にガッカリさせられてしまった、という声も多く聞かれている。 ただ、これらのことについては個々のプレイヤーの感じ方、そしてオンライン版を予めプレイしていたか否かで変わってくることではあるため、一概に評価はこう、と断じきれないのもまた事実である。 純粋なオンライン版の移植として見た場合、本作のストーリーの範囲はオンライン版の無料体験版でも遊ぶことができるが、体験版での制限やボイス、バランス調整や仲間キャラを含めた戦闘システムの一新といった追加要素を考慮すれば本作の存在も決して無意味なものというわけではない。オフライン版未経験のユーザーの興味関心を惹くための導線としての役割もしっかりと果たしており、特にゲームテンポの良さは他のシリーズ作品と比べてもなかなかのものであるため、「無料とはいえMMORPGには手を出しづらい、でも『X』には興味があるという」ユーザーなら本作を手に取ってみる価値はあるだろう。 最終的な結論としては、オンライン版のプレイ経験やそちらへの興味があるか否かによっても大きく評価が変わってくる作品と言えよう。 余談 本作でのフルッカの声優は、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜氏が担当している。 フルッカの容姿が近藤氏にそっくりだという話題はオンライン版の時点で一部プレイヤーからネタにされており、2016年にはワイドショーの視聴者投稿にて紹介され「フルッカじゃねーよ!」と本人が持ちネタを披露したこともあった。 当初の発売日は2022年2月26日だったが2022年夏に延期とアナウンスされ、実際は9月15日に発売された。9月中旬を夏と呼べるかは微妙なところ フウラはオンライン版(Ver.6.1、2022年3月)より先に本作でメインストーリーでボイスが付く予定だったが、この延期によって順番が前後した。 同様にVer.2は2022年秋に発売予定だったが、2023年春に延期され、5月26日に発売された。 いわゆる「ポリコレ」に配慮したような変更点がある。 キャラメイクで性別を決める際、「おとこ/おんな」ではなく「スタイル1/スタイル2」から選ぶようになっている。 また、女性の外見で男性ボイスを選択することもできるしその逆も可能。 港町レンドアで受けられるクエスト「目指せ!ステキなオネエ」はクエスト名が「目指せ!ステキなお姉さま」に変わり、クエストの顛末も微妙に異なっている。 キャラメイクに関する配慮は本作よりも先に『星のドラゴンクエスト』や『ドラゴンクエストウォーク』において実施されている。 Ver.3『いにしえの竜の伝承』以降については未定となっており、公式では売り上げ次第という事を仄めかしている。 元々『眠れる勇者と導きの盟友』も売り上げ次第という話だったが、ストーリーの評価が高い事や勇者にまつわる物語であるために特別に制作が行われたとの事。 メインストーリーに関してはVer.1とVer.2で回収されない伏線が多い。続きが気になる場合は引継ぎを行って先のストーリーを楽しむこともできるが、本作が「オンラインに抵抗がある人にも楽しめる」という触れ込みであるためVer.3以降の製作を望む声もある。 ただしVer.2クリア後にオンライン版Ver.3のPVを本作向けに作り直したスペシャルムービーが解禁されるため、現状ではVer.3以降のオフライン版を製作する予定が無いととれる。ちなみにこのムービーは現在公式YouTubeで公開されている。 オンラインでVer.3以降をプレイした人なら分かるだろうが、現在のオフライン版の仕様(特にパーティ面)ではどうやってもVer.3のシナリオに繋げることはできないため、もし製作があるとしたらここの変更点が気になるところである。 声優のキャスティングはオンライン版のスタッフと連携して候補を挙げ、声優が決まっていなかった一部のメインキャラはオンライン版のスタッフからの要望で固めていた。 例えば幼少期のヒメアを担当した能登麻美子氏は幼少期らしい演技を表現し、ヒメアの演技力の高さに白石氏は驚愕したという。 また、ナブレット団長の古川登志夫氏とアルウェ王妃のこおろぎさとみ氏はオンライン版のスタッフからのリクエストで選ばれた。 PS4版はPS5アップグレードに対応(*5)しており、セーブデータの引継ぎも可能。